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食べる前から美味しさがわかる?

基礎理工学科 森田成昭

ドイツでは週に2回程,町ごとに朝市(マルクト)が開かれ,新鮮な食材を買うことができます(写真1).果物はキログラム単位で買いますが,味見をさせてくれます.美味しい!と思って買っても,中には酸っぱいものも.そこがまた楽しいのですが.さて,日本ではどうでしょうか?果物は大きさと糖度によって品質が分類され,糖度が高いものは値段も高いけれど,ハズレがないような気がしませんか?糖度が明記されている果物は,全て出荷前に測定して選別されています.ではどうやって皮を剥いて食べる前に糖度を測ることができるのでしょうか?選果場には,果物に光を当て,透過した光の変化を測定する装置(分光装置)が設置されています(写真2).その光の変化量によって糖度を予測することができるのです.このような技術を非破壊分析といい,産業や医療に欠かせないものとなっています.

写真1

   写真1.ドイツの朝市(マルクト)

写真2

   写真2.分光装置による選果

参考: https://sites.google.com/site/shigemorita/